妊婦健診で行われた検査について、検査結果と「なぜこの検査をするのか」を時系列で整理しました。
私の信条:「自分で経験することほど何かを上手に学ぶ方法はありません。byアインシュタイン」
書籍やインターネットでも妊娠・出産のことはいくらでも学ぶことができますが、夫婦で経験したことこそが一番の教科書だと考えています。
今はまだメモですが、妻と娘が歩んできた長い道のりを、ひとつずつ理解していきます。
■ 9/21 細胞診判定(子宮頸部)
- 結果:NILM(異常なし)
- 子宮頸がんや前がん病変がないかを確認する検査
- 妊娠中でも安全に行える
同日実施:
- 血液検査
- 尿検査
(妊娠初期の全身状態・感染症・腎機能などの確認)
■ 12/21 50gグルコースチャレンジテスト
- 結果:60分後 92mg/dL(正常)
- 妊娠糖尿病(GDM)を見つけるためのスクリーニング検査
- 妊娠初期に血糖検査、24–28週でこの検査を行う
■ 12/21 貧血検査
- HGB 10.9(11未満)
- 妊娠中は血液量が増えるため貧血になりやすい
- 11未満のため鉄剤を内服開始
■ 1/18 クラミジア検査
- 結果:陰性
- 妊婦の5〜10%が無症状で感染していると言われている
- 分娩時に感染すると、新生児の結膜炎や肺炎を起こすことがある
- 陽性の場合は抗生物質を1〜2週間内服治療
■ 2/1 貧血再検査
- HGB 11.0
- 11以上となり、ひとまずOK
■ 2/15 心電図検査
- 妊産婦死亡で多い原因は妊娠高血圧症ではなく大出血
- 大量出血時はショック状態となり、
輸血・輸液・強心剤の使用で心臓に大きな負荷がかかる - 正常分娩でも出血量は多く、心機能の確認が必要
■ 2/15 間接クームス試験
- 結果:陰性
- ABO血液型以外の不規則抗体の有無を調べる検査
- 抗体があると、胎盤を通して赤ちゃんの赤血球を壊すことがある
- 出産時に大量出血した場合、輸血の適合が難しくなることもある
同日:
- カンジダ検査:陰性
■ 3/1 B型溶連菌(GBS)スクリーニング
- 結果:陰性
- 妊娠35〜36週で行う検査
- 約10%の妊婦に常在する菌
- ごく稀に産道感染で新生児重症肺炎・敗血症・髄膜炎を起こす
- 陽性の場合は、分娩開始時から抗生物質の点滴で感染予防
■ 3/10 血液検査(凝固系)
- HGB 11.5(OK)
APTT:28.9 sec、PT時間:11.7 sec(対照11.2 sec)
PT活性値:92.0%、PT-INR:1.05、フィブリノゲン:361 mg/dL
→ 出血傾向がないかを確認する検査
■ 3/22, 3/29, 4/5 NST(ノンストレステスト)
- 赤ちゃんの心拍数と胎動から元気かどうかを調べる検査
- 陣痛や薬剤などの負荷をかけずに評価する
今回わかったこと
- 妊婦健診の検査は「異常を見つける」だけでなく、最悪の事態を防ぐためのものが多い
- 陰性や正常という結果そのものが、大きな安心材料になる
- 検査の理由を知っていると、不安に振り回されにくくなる

