結論
- 母乳量を知れば、母乳育児の励みになる
- 母乳量測定には最小単位1gのベビースケールが必要だが高価
→ 工夫すれば、家庭でも安く実施できる可能性がある
はじめに
母乳量とは?
授乳時に、赤ちゃんが飲めた母乳の量のこと。
どうやって計る?
授乳前後にベビースケールで赤ちゃんの体重を測定し、その差分を算出します。
なぜ授乳量を知りたかった?
産後1ヶ月目、混合栄養から完全母乳への移行を決意しました。
しかし、授乳は毎回が総力戦。
- 母乳の出が良くない(特に初産婦は)
- 赤ちゃんは上手く飲めずイライラ、ギャン泣き
- ママもギャン泣き
「なんで上手くいかないんだろう……(泣)」
母乳が出る仕組み
- 赤ちゃんによる刺激
赤ちゃんが乳頭を吸う(または搾乳する)と、その刺激が脳に伝わります。 - プロラクチン分泌
脳から「母乳を作れ」という指令が出て、プロラクチンが分泌され、乳腺で母乳が作られます。 - オキシトシン分泌
同時に「母乳を出せ」という指令が出て、オキシトシンが分泌。
乳腺周囲の筋肉が収縮し、母乳が乳管へ押し出されます(射乳反射)。 - 量と質の変化
授乳回数が増えるほど刺激が増え、母乳の量も増加。
赤ちゃんが飲む量に合わせて作られる「需要と供給」のシステムです。
「え?何このパーフェクトシステム?」
授乳を行うこと自体が、着実なステップアップになっている。
焦る必要は、理屈の上では全くないはずです。
……そうは言っても、ママにとっては不安しかありません。
そこで
ベビースケールで母乳量を測定し、小さな歩みを“見える化”できたら
妻も楽しさや達成感を得られるのではないか、と考えました。
ベビースケール
母乳量測定には、目量(最小表示)1g単位の秤が必要です。
代表的な製品が、タニタの BB-105。
授乳量機能付き ベビースケール nometa BB-105(TANITA)
- 計量範囲:0~20kg
- 最小表示:5g(0~8kg)、10g(8~20kg)
- 授乳量は1g単位で測定
※「授乳量ボタン」押下後、5秒間のみ
前回体重との差を1g単位で表示します。
どう手に入れる?
購入
- 定価:22,000円
- Amazon:約12,800円
買えなくはないけど、少し高い。
レンタルする
ベビー用品レンタル専門店 Babyrenta
- 14日間:4,375円
- 30日間:4,686円
- 60日間:5,720円
- 90日間:7,788円
我が家は生後2ヶ月半ほどで母乳相談を卒業。
3ヶ月ほどあると安心なので、コストは約8,000円。
2人目も考えているなら、購入もありかもしれません。
授乳室で借りる
ショッピングモールの授乳室によっては、設置されていることもあります。
私たちがよく利用するモールでは、
授乳室3室のうち1室に置いてありました。
週に一度、助産師さんの相談会もあり、
私たちは1〜2週に1回、母乳量測定に通っていました。
毎日測定して気にしすぎるのも心理的な負担になるため、
たまに計るくらいがちょうどいいと感じています。
料理にも使える汎用性の高い代替品を探す
BB-105は
- 目量:1g
- 最大計量:20kg
サイズ:約 W580 × D390 × H93 mm
重量:約 2.2kg
新生児の授乳量測定から、5〜6歳頃まで使えます。
ただし体重測定だけなら、普通の体重計でも可能(大人が抱っこして)。
ややオーバースペックで、しかもかさばる。
そこで考えた条件がこれ。
「目量1g、最大5kg」
料理や郵便物の計量にも使え、コンパクト。
我が家の料理用秤は最大1kgで、容器が重いとすぐエラーになります。
この際、買い替えを検討しました。
dretec キッチンスケール KS-513
- サイズ:W130 × D180 × H31 mm
- 重量:404g
- 最大計量:5,000g(5〜5,000g)
- 表示単位:1g
- 電源:単4形乾電池×2本
とてもコンパクト。
しかし、ここで疑問が。
「これに、どうやって赤ちゃんを乗せる?」
お盆を置く?トレーを載せる?
安全性と測定精度、どちらも満たす方法が必要でした。
ベビースケール情報はなぜない?
授乳室ガイドアプリ「ママパパマップ」には、
授乳室の写真や付帯設備の情報が掲載されています。
しかし、1g単位の秤の有無までは分かりません。
なぜか。
- 赤ちゃんは生後1ヶ月間は外出を控える
- 母乳量を気にするのも、主に最初の1ヶ月
つまり、外で母乳量を測るケースはレア。
それでも、母乳育児に苦戦する夫婦はいます。
ぜひ投稿情報に、秤の有無も加えていただけると嬉しいです。
最後に
赤ちゃんの体重変化から、母乳を飲めた量を算出する。
途中でおしっこをしても、おむつに吸収されていれば問題なし。
※涙や発汗は無視できるものとします。
これは、質量保存の法則“的な考え方”。
ママが体の中で必死に作った母乳(血液を材料に)、
まだ飲み方が下手な赤ちゃんが、生きるために必死に吸った母乳。
体重計の数値が増える。
それだけのことなのに、こんなにも嬉しいと思える日が来るとは思いませんでした。

